============================      _∩_      //│\\    NPO法人 人と地域の研究所     ⌒⌒│⌒⌒      メールマガジン(月刊)    oo │ oo       2010年 6月号   @∩ ∩@ ============================  そろそろ梅雨の到来でしょうか。最近、雨が多く降るように なりました。  これからジメジメした日が続きますが、みなさんはどのよう にお過ごしでしょうか。  本メールマガジンは、わたしたちがお世話になった方々、名 刺交換させていただいた方々に、研究所の活動を広くお知らせ したいと考え、配信させていただいているものです。  もし、受信をストップしたい方がいらっしゃいましたら、お 手数ではございますが、lab@hito-chiiki.org までご連絡くだ さい。 ○――――――――――――――――――――――――――○    oO 2010年度 賛助会員募集のお知らせ Oo ○――――――――――――――――――――――――――○  わたしたちは、人と地域が抱える課題について学び考えなが ら、同じ志を持つ方々と連携をつくりだし、そして若者たちと ともに未来を築く活動を行っております。  現在、人と地域の研究所では、賛助会員になってくださる方 を募集しております。  ・ 法人・団体/年会費1口:5,000円 入会費:10,000円  ・   個人  /年会費1口: 500円 入会費: 5,000円  1口が500円となっていますので、できましたら何口かお願 いします。    郵便振替 01690‐8‐60782    現在の会員数(2010年6月4日現在):47人  詳しい申し込み方法につきましては、 http://hito-chiiki.orgをご覧ください。 ○――――――――――――――――――――――――――○ ―――▽ 目次 ▽――――――――――――――――――――  ○ リニューアルのお知らせ  ○ 報告:ふるさとインターンシップ情報  ○ 報告:5月のイベント報告 ・ 総会 ・ 事業&インターンシップ発表会  ○ 連載:がんばる大学生(第1回)  ○ 編集後記 ―――――――――――――――――――――――――――― ○――――――――――――――――――――――――――○       oO リニューアルのお知らせ Oo      ○――――――――――――――――――――――――――○  今月号よりメールマガジンをリニューアルしました。 ◆メールアドレスの変更  今月号より、本メールマガジンの配信用アドレスが変更にな りました。  変更前:lab@hito-chiiki.org  変更後:spread@hito-chiiki.org  なお、ご意見やご質問、ご感想は、これまで通り 「lab@hito-chiiki.org」にどうぞ。 ◆連載「がんばる大学生」スタート  いなかインターンシップに参加し、様々な場所で活躍する大 学生の姿をお届けします。 ○――――――――――――――――――――――――――○     oO ふるさとインターンシップ情報 Oo     ○――――――――――――――――――――――――――○ ◆ふるさとインターンシップとは?  「ふるさとインターンシップ」は、若者たちと地域づくりを 進めたいという熱意を持った高知県の地域が、年2回(夏8? 9月・冬2?3月)、若者を受け入れるインターンシッププロ グラムです。  若者は、2週間?1か月程度、地域に滞在しながら地域の人 たちと共に地域産業や地域づくり活動に取り組み、地域貢献を 通して学び成長することができます。 ◆ふるさとインターンシップの今  6月に入り、「ふるさとインターンシップ」の準備が着々と 進んでおります。先週末からは、プログラム開発も始まり、東 から西まで、高知県中を奔走しております。  どの地域も、魅力あふれる景観や風土、人材に大変恵まれて おり、素晴らしいプログラムがいくつでも誕生する予感がして おります。  また、ポスターやポストカード、HPでの告知もスタートし ました。  そして、本年度は県内3大学のほかにも、愛媛県や関西(京 都府、大阪府など)の大学・団体の協力をお願いしています。 ◆ふるさとインターンシップを受け入れてみませんか?  試しにやってみたいという地域を対象に、2泊3日のプラン を作成することもできます。  ふるさとインターンシップに関する詳しい情報はHP (http://furusato.hito-chiiki.org/)をご覧ください。 ○――――――――――――――――――――――――――○        oO 5月のイベント報告 Oo ○――――――――――――――――――――――――――○ ◆総会 日時:5月29日(土) 14:00-15:00 場所:高知大学 国際地域・連携センター 参加人数:12名  前期の事業報告や収支決算、今期の事業計画・収支予算につ いて確認後、ふるさとインターンシップの方向性について話し 合いました。また、他事業についても、前期で実施していた山 の幸創造人セミナーなどを今期ではどのように継続していくか を議論しました。 ◆第1期事業&インターンシップ発表会 日時:5月29日(土) 15:00-17:00 場所:高知大学 国際地域連携センター 参加人数:15名  昨年度いなかインターンシップに参加した学生のうち、4人 の発表がありました。インターンシップ内容の報告のほか、自 分がどのように成長したかなどをテーマに、発表してくれまし た。  インターンシップの期間中には感動を伴った気づきがあり、 「このままでは森が危ない」「チームワーク・リーダーシップ がすばらしかった」「やりたいと言ってくれるから仕事を振る のが苦にならなくなった」など、学生たちはいろいろ考えるよ うになりました。  報告書のかたちで読むのも良いのですが、やはり生の声で聴 くと印象が違います。彼らの感動が直に伝わる、とても有意義 な発表会となりました。  なお、総会・発表会の内容につきましては、近日中にHPで 公開します。 ○――――――――――――――――――――――――――○      oO 「がんばる大学生!」第1回 Oo      ○――――――――――――――――――――――――――○ 「お忙しいところ、失礼します。私、高知大学1年の筒井と申 します。すみませんが、ちょっとお時間よろしいでしょう か?」  高知大学人文学部1年生(当時)の筒井千尋さんは、インタ ーンシップ中、こんな風に土佐町の店舗1軒1軒を訪ねて回り ました。  2009年8月、彼女がインターンシップしたのは、土佐町の森 昭木材株式会社です。ここでの仕事は、事務作業の補助とバイ オマスエネルギーを導入するための訪問調査でした。土佐町の 田井地域で、石油やガス、電気がどれだけ使われているのか調 べるために、102軒もの店舗を訪問しました。  彼女のインターンシップのきっかけは、「高知のために何か したい」「山が好き!」という思いでした。林業の現場を見に 行ったとき、間伐されていない林が増えていることを知り、高 知の山を救いたい!という思いが強まりました。  そしてもう1つ、参加のきっかけとなったのが「自分を変え たい」という思いでした。実は、筒井さんはかなりの人見知り でした。  「人と話すのが恐かった。でも『このままじゃいかんよな』 と思った。もっと多くの人と関われるように、変わらんといか ん」。そう考えていたとき、大学の掲示板でいなかインターン シップの張り紙に出会い、「1歩踏み出してみよう」と参加を 決めました。  そして参加したインターンシップ。住宅地図を自転車の背中 にしょって訪れるのは、初めての場所、初めて話す人ばかりで す。そんな中で、「何でうまく喋れないんだろう…」「自分た ちの調査の内容をわかってくれるんだろうか?」、そう思うこ ともあったと言います。  でも、そんな中で「あんた、何をしゆう?」とたくさんの人 が声をかけてくれる。訪問先では、おばあちゃんが、ダムがで きる前の話や飼っている猫の話など、色々な話をしてくれる。 その中で気がついたのが、自分の人見知りは「『食わず嫌い』 やったんや!」ということ。「心を開いて話せるようになるま でがちょっと大変なだけで、怖いことなんてないんだ、と。い つの間にか、人と話をすることを楽しんでました(笑)」。  今、そう語る彼女は、人と話すことが大好きな学生です。  そして現在、彼女はバイオマス調査を続けながら「環境アク ションプロデューサー」の資格を取ろうとがんばっています。 さらに、先月行われたインターンシップのアワード「地域若者 チャレンジ大賞」では中四国の代表に選ばれ、9月に行われる 全国大会の準備も進行中です! 忙しい日々を送る筒井さんで すが、彼女にとっていなかインターンシップとは『出会いの 場』だったと言います。  「出会いは、人との出会い、実は人と話すのが好きだった自 分との出会い、地域の人と話すうちに知った新しい価値観との 出会い、『いなか』との出会い。高知市生まれ、高知市育ちの 自分がいなかを体験できたことがよかった。極端な話、出会い が欲しいだけならバイトでもなんでも社会と繋がることができ れば良いと思うんです。でも、都会(まち)でのバイトや、大企 業型インターンでは味わえないタイプの出会いが、いなかイン ターンシップで味わえた。想いや信念で人とつながれる、そう いう温かい出会いができたことが自分にとって一番良かった 」。  インターンシップで得た沢山の出会いを糧に、彼女は今、将 来の自分に向かってますます成長を続けています。                 (レポート:小島さやか) ○――――――――――――――――――――――――――○          oO 編集後記 Oo         ○――――――――――――――――――――――――――○  タイトル部分の文字イラストの正体は分かりましたでしょう か? 答えは「カタツムリの相合傘(あいあいがさ)」です。  先月号より、本メールマガジンのリニューアル等を担当しま した。  現在も、メールマガジンのリニューアル作業を行っておりま す。今一番の課題が、人と地域の研究所HPとの連携でしょう か。まだまだ課題は山積み。これからも、みなさんにとって配 信されるのが待ち遠しくなるようなメールマガジンを目指した いと思います。                  (C) ★来月号は、7月1日(木)に配信予定です。 ============================   ☆ 若者 × いなか = 未来を耕すネットワーク ☆  NPO法人 人と地域の研究所   〒780?8073  高知県高知市朝倉本町2丁目14?47  高知大学 国際・地域連携センター内    TEL&FAX:088-855-5870    E-MAIL:lab@hito-chiiki.org          Please Access! ⇒ http://hito-chiiki.org ============================