============================    /三三ミ≦   /⌒゛゛⌒ヾミ\   //    〈彡ミ丶   Y二、ィ二ヽ|彡ミミ   NPO法人 人と地域の研究所   | /   ヾソイぐ     メールマガジン(月刊)   | ^^   Lノ父 2010年11月号   丶<⌒ヽ  /|爻   丶__ / ∧゛   _/)   / \  ///  //  / \ / /|\/ /  / ============================  いなか・ふるさとインターンシップ報告会を無事に終え、長 い夏のインターンシップの一区切りをつけることができました。  本メールマガジンは、わたしたちがお世話になった方々、名 刺交換させていただいた方々に、研究所の活動を広くお知らせ したいと考え、配信させていただいているものです。  もし、受信をストップしたい方がいらっしゃいましたら、お 手数ではございますが、lab@hito-chiiki.org までご連絡くだ さい。 ―――▽ 目次 ▽――――――――――――――――――――  ○ 勉強会のご案内 ○ 「高校キャリア教育プロジェクト」始動!  ○ 10月の活動報告  ○ がんばる大学生!(第5回)  ○ スタッフ募集  ○ 編集後記 ―――――――――――――――――――――――――――― ○――――――――――――――――――――――――――○        oO 勉強会のご案内 Oo       ○――――――――――――――――――――――――――○ 「持続可能な地域社会〜南西ドイツスタディツアー報告から」 ■日時:11月 7日(日)     午後4時〜6時 ■場所:高知大学国際・地域連携センター     セミナー室 ■報告者:  松永健二(理事長):ドイツの公共交通を利用して  国光ゆかり(所長):ドイツの森林資源の価値に触れて  山崎真弓(研究員):日本とヨーロッパの農産物流通の比較 ■学生プレゼンテーション  筒井千尋(高知大学人文学部2年):            嶺北でのバイオマス調査インターン ■アドバイザー:  丸井一郎氏(高知大学人文学部教授) ■参加費:  200円(資料・お茶代)  2010年9月17日〜26日、南西ドイツのスローシティ を中心としたフィールド調査に行ってきました。黒い森を擁す る美しい農村風景、温かい色彩の家並みと花々、おいしくて価 格の低い食事……ドイツで見たこと、聞いたこと、体験したこ と、肌で感じたこと、味わったことなどを報告します。  あわせて、いなかインターンシップでバイオマスプロジェク トに関わった筒井さんのプレゼンテーションも行います。  ドイツから何を学び、高知でどう活かすのかについて、みな さんと語り合いたいと思います。 *勉強会終了後、交流会も開催します。あわせて是非ご参加く  ださい。 参加申し込みはlab@hito-chiiki.org で受付しております。 ○――――――――――――――――――――――――――○  oO 「高校生キャリア教育プロジェクト」始動! Oo ○――――――――――――――――――――――――――○    まずは、高校や教育委員会など、関連する方たちにご挨拶と 現状や課題をうかがい、わたしたちの企画を聞いていただいて います。企画書の中身を詰めていく作業をしつつ、協力者のネ ットワークを豊かにすることから始めています。             (高知市ふるさと雇用創出事業採択) ○――――――――――――――――――――――――――○        oO 10月の活動報告 Oo ○――――――――――――――――――――――――――○ 「いなか・ふるさとインターンシップ報告会」 ■日時:10月30日(土) ■場所:高知県立高知青少年の家 ■内容:いなかインターンシップからは9人、ふるさとインタ     ーンシップからは5チーム9人の学生たちが活動報告     を行いました。インターンを支えてくださった地域の     方々、行政の方々が出席し、5時間にわたる報告に     43人の参加者が耳を傾ける報告会となりました。 「ふるさとインターンシップ振り返り合宿」 ■日時:10月30日(土)午後5時〜31日(日)午前12時 ■場所:高知県立高知青少年の家 ■内容:1日目は、報告会を聞いての感想を語り、話したいテ     ーマを全員が出し、5つのテーマに分かれて分科会を     持ちました。     2日目は、大学生とおとなに分かれて、ふるさとイン     ターンシップのこれからのヒントを探りだすワークシ     ョップを行いました。     19人の参加者で、内容の濃い話しこみができました。 「地域づくりインターンの会との地域コーディネート勉強会」 ■日時:10月23日(土) ■場所:高知大学国際・地域連携センター ■内容:若者と地域をむすぶコーディネートはどうあるべきか、     地域づくりインターンの会に関係する先生方4人と、     朝から夕方まで、みっちりワークショップを行いました。     実りある学びの交流でした。 ○――――――――――――――――――――――――――○        oO スタッフ募集 Oo ○――――――――――――――――――――――――――○  人と地域の研究所では、現在「地域コーディネーター」「教 育コーディネーター」を募集しております。   みなさんの周りに、関心を寄せてくれる方がいらっしゃいま したら、是非お声をかけてください。 詳しくは ▼人と地域の研究所 スタッフ募集ページ http://hito-chiiki.org/content/view/79/ ○――――――――――――――――――――――――――○         oO がんばる大学生! Oo       ○――――――――――――――――――――――――――○  高知大学2年生の古谷陽介くん。  長身で『イケメン』、見た目は今風な学生かな、と思うが、 話してみるととても礼儀正しく、素直な好青年である。  彼は、去年の9月1〜8日までの1週間、超有機農業で有名 な、本山町の山下農園にインターンした。  きっかけは、高知大学の授業で、農園の主である山下一穂さ んが講師としてやってきたこと。 「山下さんのことは、元々知っていた。母が元々、山下さんの 野菜のファンだったんです。有機野菜の中でも、味が全然ちが う、と。授業で話を聞いてみて『この人と一緒に働きたい』と 思いました。言葉に力があった。山下さんは、これまでバンド マンや塾講師をしてきて、40歳頃に農業に行き着き、一から農 業を始めた。言動が一致しているからなのか、自信に満ち溢れ ていた。自分もそんな人になりたいと思いました」  インターン中、研修生とも話ができた。 「タイで社長をしていて、贅沢な生活をリセットしたいと日本 に来ている人もいた。色んな考え方に触れることができ、刺激 になりました」  インターン後も、今年2月には、山下農園インターンを凝縮 体験させる1泊2日のプチインターンシップを企画したり、高 知大学内の国際協力サークル「すきっぷ」で現地NGOと一緒 にフェアトレードを行ったりしている。  この夏は、フェアトレードの生産者がいるフィリピンのスモ ーキーマウンテンにも実際に視察に行ってきた。  そんなアグレッシブな彼だが、「昔は全く違って、人前に出 たくなかった。陸上競技のことだけ考えていました(笑)」  そんな彼に『転機』が訪れる。  高校を卒業後、いったん就職した会社の新人研修で、大勢の 前でプレゼンをする機会があった。 「そこで全然できなかったんです。自分の考えを人に伝える訓 練をもっと積んでおけばよかったと思いました」  悩んだ末に、彼は会社を辞めて大学に入学する選択をする。 「色んな世界を見たり、色んな人と接して、自分の可能性を広 げたかった。会社の人には仕事を一から教えてもらっている恩 もあるし、辞めたら迷惑がかかる。悩みました。でも、自分の 人生は自分のもの。会社の人が支えてくれるわけじゃない。分 岐点だと思った」  来年の1月から、内閣府の国際交流事業で『世界青年の船』 に乗る。外国青年が乗客の半分程度を占める船の上で、ディス カッションや交流を行いながら40日間をともに過ごし、オース トラリア、ソロモン諸島、トンガを訪問する。 「僕には山下さんのような信念がまだないし、自分の目標がな いので、目標を決めたい。また、自分はお金は必要なだけあれ ばいいと思っていて、お金儲けに向いていないと思う。訪問す る国の中には、すごく小さい島国がある。はっきり言って経済 発展は望めないような国。そんな国には、日本とはまた違った 価値観があるんじゃないか。そこで色んな人の話を聞いて、新 しい価値観に出会いたい」  彼が常に抱いている「新しい価値観に出会いたい。自分の可 能性を広げたい」という思い。その思いを胸に、古谷くんは、 どんどん自分の世界を広げている。                  (レポート:小島さやか) ○――――――――――――――――――――――――――○    oO 2010年度 賛助会員募集しています Oo ○――――――――――――――――――――――――――○  わたしたちは、人と地域が抱える課題について学び考えなが ら、同じ志を持つ方々と連携をつくりだし、そして若者たちと ともに未来を築く活動を行っております。  ぜひ、仲間になってください。     現在の会員数(2010年10月31日現在):49人  ・ 法人・団体/年会費1口:5,000円 入会費:10,000円  ・   個人  /年会費1口: 500円 入会費: 5,000円  1口500円から、何口でも受け付けています。  郵便振替 01690‐8‐60782  詳しい申し込み方法は、http://hito-chiiki.org をご覧く ださい。 ○――――――――――――――――――――――――――○          oO 編集後記 Oo         ○――――――――――――――――――――――――――○  11月15日は坂本龍馬の誕生日です。いろいろな人に慕われ信 頼される人格と、なによりも日本を変えるという大きな志が伝 わってきます。  さて、インターンシップ報告会では・・・  やはり志ある人は強い! インターンシップでも大きな目標 のある学生ほど、受入先の人にどんどん声をかけ話を聞いて吸 収していました。  また、当初目標を持てていなかった学生たちもインターンシ ップを通してなにかやりたいと思うことが出てきたようです。 遠からず彼らにも志を立てる日が来ることでしょう。                       (木谷暁丈) ★来月号は、12月1日(水)に配信予定です。 ============================   ☆ 若者 × いなか = 未来を耕すネットワーク ☆  NPO法人 人と地域の研究所   〒780−8073  高知県高知市朝倉本町2丁目14−47  高知大学 国際・地域連携センター内    TEL&FAX:088-855-5870    E-MAIL:lab@hito-chiiki.org          Please Access! ⇒ http://hito-chiiki.org ============================