============================       NPO法人 人と地域の研究所    メールマガジン(月刊)2011年9月号 ============================ 9月ですね。 皆様いかがお過ごしでしょうか。 日中の外はまだまだ暑いですが、それは真夏の暑さなどではな く、ぼんやりとですが秋の背中が見えている気がします。 本メールマガジンは、わたしたちがお世話になった方々、名刺 交換させていただいた方々に、研究所の活動を広くお知らせし たいと考え、配信させていただいているものです。 もし、受信をストップしたい方がいらっしゃいましたら、お手 数ではございますが、lab@hito-chiiki.org までご連絡くださ い。 ○――――――――――――――――――――――――――○    oO 2011年度 賛助会員募集しています Oo ○――――――――――――――――――――――――――○ わたしたちは、人と地域が抱える課題について学び考えなが ら、同じ志を持つ方々と連携をつくりだし、そして若者たちと ともに未来を築く活動を行っております。 ぜひ、仲間になってください。    現在の会員数(2011年9月1日現在):49人  ・ 法人・団体/年会費1口:5,000円 入会費:10,000円  ・   個人  /年会費1口: 500円 入会費: 5,000円  1口500円から、何口でも受け付けています。  郵便振替 01690‐8‐60782 詳しい申し込み方法は、http://hito-chiiki.org をご覧ださ い。 ―――▽ 目次 ▽――――――――――――――――――――  ○ 8月の活動報告  ○ 9月の活動予定  ○ 編集後記 ―――――――――――――――――――――――――――― ○――――――――――――――――――――――――――○        oO 勉強会のご案内 Oo ○――――――――――――――――――――――――――○ ■「グリーン・ツーリズムと体験型観光」 日時:9月17日(土)15:00〜17:00 場所:高知大学国際・地域連携センター セミナー室 全国的に展開されている農山漁村体験型観光の動きと、グリー ン・ツーリズムに取り組む方々の思いの間には微妙なずれがあ ります。 それは何か・・・。いろいろな事例から皆さんとご一緒に考え ていきたいと思います。 問題提起者:山崎真弓氏(四国グリーン・ツーリズム結びのネ ットワーク代表) 高知県職員として10年余グリーン・ツーリズム関係の業務を 担当する。 その後、個人的に農林漁家民宿のサポートを続け、2010年には 四国のグリーン・ツーリズム関係の有志6名で「四国グリーン ・ツーリズム 結びのネットワークhttp://www.459gt.net/」を 立ち上げる。 農林水産省と観光庁が連携して実施した「農林漁家民宿おかあ さん100選」選定委員会オブザーバー(平成19年〜21年)、NP O法人 「人と地域の研究所」(高知大学国際・地域連携センタ ー内)研究員(平成21年〜)、農林水産省交付金事業「農林漁 家民宿品質評価・支援 基準策定委員会」委員(平成22年)な ど 参加費:100円(お茶とおかし) 勉強会のあと、交流会も行います。 参加申し込みはこちらに →lab@hito-chiiki.org ○――――――――――――――――――――――――――○        oO 8月の活動報告 Oo ○――――――――――――――――――――――――――○ ■ アイラブ高知プロジェクト 活動報告 ◆サマーフェスタ開催! 8/1(月)〜8/5(金)まで【高校生のためのサマーフェス タ】が開催されました。(のべ参加人数101人) 今回のセミナーには、県内外から講師の方に来ていただき、1 1講座を開講することができました。 講座内容: (01)ゲームやマンガでも人気の長宗我部元親について (02)駅と街と人を結ぶデザイン (03)竹林寺僧侶との語り合い (04)文学作品を読む楽しさ (05)アフリカの医療プロジェクト (06)映画館副支配人による映画の楽しさ (07)ハーブティーを楽しみながら植物に触れ、理解を深める (08)地場産品である宝石珊瑚を知る (09)南極地域観測隊同行経験の講師による話し (10)名作「ああ無情」を紙芝居で楽しむ (11)里山育ちの講師による自然に寄り添って生きる暮らし方〜 高知の文化や歴史から海外・宇宙の話、職業観・人生観、学校 では学べないテーマなど、【もっと高知を好きになる5日間】 でした! ○高校生からの感想: ・これからの進路を決める上で参考になる話を聞けた。 ・仕事内容から人生についてのアドバイスまで、とても勉強に なった。 ・これからの学校の授業でも、楽しんで学ぶことができそう。 ・日本だけでなく、海外のニュース・起きていることをもっと 知りたくなった。 ・もっとたくさんの人にこの講座を受けてほしい。 など、このサマーフェスタを通じて“今後の生き方”を考える 参考になったとの意見が多くありました。 一方で、もっと企画の段階から高校生スタッフが中心となって 進行できるようにしたいなどの意見もありました。 また、学校の夏期講習と重なったり、私たちの告知が上手くで きなかったりしたこともあり、参加目標人数に達しなかったの で、今後の改善点としたいと思います。 ◆第2号ニュースペーパーヒアリング 11月発行予定の2号ニュースペーパーについて、高校の先生 方にヒアリングに行きました。 どんな内容が必要とされているか、また、発行時期は適当か、 など意見をいただきました。 やはり、現場で高校生と接していらっしゃる先生方の声は私た ちにとって大変参考になるものばかりです。 お忙しい中、ご協力いただいている先生方に感謝いたします。 今後もヒアリングは継続予定で、より多くの人に楽しんで読ん でもらえるニュースペーパーを目指します! ◆南高校「職業人密着体験・インタビュー」インターン 8/ 22(月)〜 26(金)、南高校の生徒2名により行いました。 まず1日目にインタビューの仕方などを教わり、2日目にTOH O シネマズ高知の副支配人さんをインタビュー、3日目にその 職場の仕事を1日体験し、4日目にインタビュー・体験をまと め、5日目に発表を行いました。 発表時には、副支配人さん含めて3名が聞きに来られ、「よく まとめられていて、良かったです。」と感想をいただきました。 最初の緊張した顔から、最終日は終始笑顔だった2人、「イン ターンやって良かった、将来に生かしたい。」と言ってました。 ■ふるさとインターンシップ活動報告 8月に入り、大学生の夏季休暇もスタートしました。 ふるさとインターンシップも本格的になり、序盤のプロジェク トが順次スタートしています。 〇仁淀川町(湖西大学)プロジェクト(参加人数:18名) よさこい団体「ジャパリアン」でも交流のある、湖西大学の学 生を中心に1泊2日の仁淀川町ツアーを実施しました。 これは今後増加が期待されるインバウンド(訪日外国人旅行客) の仁淀川町の体験型観光の反応を見るために行いました。 1泊2日でしたが、日本人とは異なる反応を示す様子を見ること ができましたし、想像以上に日本語が堪能な方が多いという事 実も分かりました。 〇天狗荘(日程2)プロジェクト(参加人数:1名) 天狗荘ではお土産コーナーの改善というテーマでインターンシ ップを行いました。 2週間という短い期間でしたが、見やすく分かりやすい改善を 行うことができました。 これによって、今後天狗荘のお土産コーナーの売り上げが増加 すればよいなと思っています。 〇鵜来島プロジェクト(参加人数:4名) 鵜来島では、島の観光マップ作成と島のクリーンアップの2つ のテーマにインターンシップを実施しました。 とりわけ、島のクリーンアップは始めインターン生だけで行っ ていたのですが、途中から島民のおばあちゃんらも自主的に手 伝ってくれ、島民・インターン生が力を合わせて実施すること ができました。 最終日の朝の出航では、島民がほぼ全員が港に出てきてくださ り、タオルを振って船出を見送ってくれました。 「島民のためになることを愚直にやる」これを信念とし、次期 以降も鵜来島プロジェクトを実施できればと思います。 〇仁淀川町(勝頼)プロジェクト(参加人数:1名) 仁淀川町(勝頼)では、地域に眠る歴史ミステリーを題材とし て、ツアー企画をするインターンシップを行いました。 女子学生が考えるツアーは、男性を中心とした「仁淀川町の観 光を考える会」では思いつかないアイデアや視点がふんだんに 盛り込まれており、女性をターゲットにした地域ツアーの視点 を地域に存分に残して行ってくれました。 ふるさとインターンシップは引き続き続々と実施されていきま す。 各地域において未来につながるインターンシップになるよう、 当研究所も全力でサポートしていきたいと思います。 ■大学とNPO等との協働による地域づくりコーディネーター養 成研修 8月19日〜21日に、山梨県北都留市小菅村にておこなわれた、 地域づくりコーディネーター養成研修に参加してきました。 小菅村での東京農業大の源流大学の取り組みの視察や、全国の 地域づくり・森づくりをされる方と交流しながら、私たちの高 知での取り組みを発表してきました。 講師としてみなさんに提供するものよりも、各地の知恵やご縁 などいただくものが多く、恵み豊かで、実りの多い2泊3日でし た! このご縁が、続きますように。 (宮脇) ○――――――――――――――――――――――――――○        oO 9月の活動予定 Oo ○――――――――――――――――――――――――――○ ■アイラブ高知プロジェクト ・第4回高校生スタッフ会 ★高校生スタッフ、名称は「KEENOS」(キーノス)! ・大人向けのマガジン作成 ・ニュースペーパーヒアリング ■ふるさとインターンシップ ・9月プロジェクトの実施  三原村(たまご)、四万十市(大宮 農業/大宮 調査/西 土佐 四万十栗/四万十楽舎)、土佐清水市(海癒)、黒潮町 (お土産/リピーター)、梼原町(かみこや)、仁淀川町(田 舎体験)、香美市(庄谷相地区 公文農園)、安田町(農業) ⇒ふるさとインターンシップ プロジェクト一覧 http://furusato.hito-chiiki.org/html/projects.html ・9月実施プロジェクトの総括業務 ・ふるさとインターンシップ2011年夏の報告会準備 ○――――――――――――――――――――――――――○         oO 編集後記 Oo                ○――――――――――――――――――――――――――○  アイラブ高知プロジェクト、ふるさとインターンシップどち らもてんやわんやしております。  9月いっぱいで一区切りつくのでそれまでは何とか踏ん張り たいところです。  私ごとですが毎年9/2は「靴の日」と「くじの日」どっち をメインの記念日で考えようか迷っております。                        文責:山城 ★来月号は、10月3日(月)に配信予定です。