============================       NPO法人 人と地域の研究所    メールマガジン(月刊)2011年10月号 ============================  今年度もふと気づくと半分過ぎてしまいました。  皆様いかがお過ごしでしょうか。  流石に半袖一枚ではそろそろ寒くなってきましたね。  コンビニのレジの横のおでんが気になる今日この頃です。  本メールマガジンは、わたしたちがお世話になった方々、名 刺交換させていただいた方々に、研究所の活動を広くお知らせ したいと考え、配信させていただいているものです。  もし、受信をストップしたい方がいらっしゃいましたら、お 手数ではございますが、lab@hito-chiiki.org までご連絡くだ さい。 ○――――――――――――――――――――――――――○    oO 2011年度 賛助会員募集しています Oo ○――――――――――――――――――――――――――○ わたしたちは、人と地域が抱える課題について学び考えなが ら、同じ志を持つ方々と連携をつくりだし、そして若者たちと ともに未来を築く活動を行っております。 ぜひ、仲間になってください。    現在の会員数(2011年10月3日現在):49人  ・ 法人・団体/年会費1口:5,000円 入会費:10,000円  ・   個人  /年会費1口: 500円 入会費: 5,000円  1口500円から、何口でも受け付けています。  郵便振替 01690‐8‐60782 詳しい申し込み方法は、http://hito-chiiki.org をご覧ださ い。 ―――▽ 目次 ▽――――――――――――――――――――  ○ 高知新聞に掲載されました  ○ 勉強会のご案内  ○ 8月の活動報告  ○ 9月の活動予定  ○ 編集後記 ―――――――――――――――――――――――――――― ○――――――――――――――――――――――――――○      oO 高知新聞に掲載されました Oo ○――――――――――――――――――――――――――○ 今年の春、ふるさとインタ―ンシップで四万十市西土佐 中組 集落にて、なばなの活用プロジェクトを実施したインターン生 3名がこの夏、里帰りとして中組集落を再訪しました。 その際に行われた中組集落の9年ぶりの赤ちゃんを祝う会の企 画実施が高知新聞に取り上げられました! カラー写真入りで大きく掲載されましたので、ぜひご覧くださ い。 高知新聞WEBサイト http://www.kochinews.co.jp/?&nwSrl=280091&nwIW=1&nwVt=knd ○――――――――――――――――――――――――――○        oO 勉強会のご案内 Oo ○――――――――――――――――――――――――――○ ■ 「企業におけるワーク・ライフ・バランスの推進と課題           〜実労働時間短縮の視点から〜」 働くもの誰もが「やりがいのある仕事」と「充実した私生活」 との両立をはかり、豊かな人生をと願っているであろう。従業 員がいきいきと働き、活力ある企業として発展し続けるために は、双方にメリットをもたらすワーク・ライフ・バランスへの 取組みが極めて重要である。  ワーク・ライフ・バランス推進の最大の課題は、企業におけ る働き方、つまり、長時間労働の問題である。労働時間短縮の 視点から問題を提起する。  自分の働き方から、ワーク・ライフ・バランスを考えてみて ほしい。 日時:11月5日(土)15:00〜17:30 場所:高知大学国際・地域連携センター セミナー室 問題提起者:渡邊泰方氏  四国電力で約40年、高知県経営者協会で約10年、合わせ て50年のサラリーマン生活を、平成19年7月卒業。 この間、その殆んどを人事・労務・教育・労使関係等の業務に従 事した。所謂人事労務屋である。  平成20年4月から3年間、高知大学大学院でお世話になり、 本年3月修了し、現在に至る。 兼公職  現在は、高知県公文書開示審査会委員、高知県社会福祉協議 会理事 等   (平成19年退任までは、高知県労働委員会・高知労働審議会 ・高知県最低賃金審議会等、労働関係各種委員会の経営者側代 表委員を歴任) 参加費:100円(お茶とおかし) 勉強会のあと、交流会も行います。 参加申し込みはこちらに →lab@hito-chiiki.org ○――――――――――――――――――――――――――○        oO 9月の活動報告 Oo ○――――――――――――――――――――――――――○ ■ アイラブ高知プロジェクト 活動報告 ◆高校生が作るニュースペーパー「Kochiese」2号に向けての 活動 11月1日、2号ニュースペーパー発行に向けて、<高校生キー ノス>スタッフとNPOスタッフとのミーティングを重ねていま す。 高校生自らが自分たちの学校を取材したり、【高校生が見た街 ・高知】をテーマに写真を撮ったり、得意のイラストを描いた り・・・。 各自が得意なこと、興味のあることを中心に活動し、自分たち の高知、高知の魅力を発信していきます。 大人では思いつかないアイディア満載です。お楽しみに! ◆中高生の保護者、先生向けマガジン「とさいろ」見本誌作成 高校生ニュースペーパーと並行し、大人向けマガジン見本誌を 作成しました。 創刊号は2月に発行予定。創刊号に向けて、PTA関係・教育関 係の方たちにヒアリングを実施しています。 マガジンを見て読んで、「親と子のコミュニケーション」に役 立ててほしいと思います。 ★キーノスメンバーは、夏休みの一日、仁淀川での野外活動で よりメンバーの絆を深めることができました。 一つの学校の中では味わえない、学校の枠を超えた他校交流を 楽しみながらの活動。この積極的な活動を通じて、高知でがん ばっている社会人の方たちと出会い、これまで内に秘めていた ものを外に向けて発信したり、新たな自分を発見して意見を述 べたりすることができるようになりつつあります。 これからの彼らの無限の可能性を私たちも見守り、コミュニケ ーション能力・自ら行動する力などが身に付くように応援して いきます! ■ふるさとインターンシップ活動報告 9月に入り、この夏のふるさとインターンシップも山場を迎え ました。 そして、熱い熱い一か月が終り、この夏のふるさとインターン シップの全日程を終えることができました。 今回は9月のプロジェクトの活動報告をさせていただきます。 全体としての実績報告は次号でいたします。 〇黒潮町(蜷川地区)プロジェクト(参加人数:3名) 黒潮町蜷川地区では、温暖な高知県幡多地域では珍しく、そば づくりに取り組んでいます。 その活動に若者にも参加してもらい、蜷川地区の取り組みを知 ってもらいたい!というこで、そばづくりの作業を地域の皆さ んと共に行い、今後の活動に関しての提案を考えてもらいまし た。 高知県外から3名のインターン生を迎え、地域の皆さんと交流 しながら、共に地域活動に励むことができました。 〇土佐市(文旦)プロジェクト(参加人数:3名) 土佐市では、土佐文旦発祥の土佐市宮ノ内地区の白木果樹園さ んにて2泊3日の日程で実施しました。 農作業だけでなく、販売まで自らの事務所で行っている白木果 樹園さんのDM作成作業など、販売まで一貫して行っている農家 さんの取り組みの一端を知ることができたのではないかと思い ます。 〇四万十市(名鹿地区)プロジェクト(参加者人数:3名) 四万十市名鹿地区では、いちえん農場さんにて10日間の日程で 実施しました。 有機ポンカンと土佐ジローの養鶏をメインといて農場経営をさ れている一圓さん。 名鹿地区の魅力・楽しみ方・ポテンシャルを熟知している一圓 さんは、自身の農場だけでなく名鹿地区全体、そして四万十市 ・高知県全体の農業を見据え、日々取り組んでおられました。 インターン生は一圓さんの言葉と背中からとても多くのことを 吸収し、一圓さんと名鹿地区の魅力を感じ、報告してくれまし た。 〇四万十市(四万十楽舎)プロジェクト(参加者人数:計6名) 四万十市中半地区にある四万十楽舎では、8月9月を通して、計 6名のインターン生を受け入れてくださいました。 8月は宿泊業と体験メニューの繁忙期ということもあり、それ らの業務の補助を通して、四万十楽舎と中半地区を知ることが できたと思います。 9月は、本業の方が落ち着きを見せたため、新規の体験メニュ ー作りを行いました。 蛇紋岩を活用した体験メニューや四万十川流域を回るサイクリ ングコースづくりなど、四万十川やその周辺の自然を活かした 体験メニューを作成していきました。 〇黒潮町(佐賀地区)プロジェクト(参加者人数:計3名) 黒潮町佐賀地区では、黒潮一番館のお土産コーナーの魅力UPと 一番館のリピーター増加プロジェクトを行いました。 佐賀のおばちゃんを中心に運営している一番館は地域の中でも 最も観光客が集まり、地域の拠点となる場所。 その、一番館をお客様にとってより利用しやすい施設にするた めにインターン生が一番館の作業を手伝いながら、企画を練り ました。 提案した企画はおばちゃんたちからも高く評価していただけま した。 〇安田町プロジェクト(参加者人数:3名) 安田町では、ナス農家さんの作業体験・補助を中心とした1泊 2日の日程で実施しました。 台風も重なり、予定より短い日程での実施となってしまいまし たが、短い時間をとても濃く過ごすことができました。 ナス農家さんのナスに対する愛情やご苦労、地域に対する誇り などを存分に感じることができるインターンシップとなりまし た。 〇四万十市(大宮地区)プロジェクト(参加者人数:計6名) 四万十市大宮地区では、ナス農家さんの作業補助と大宮産業に よる集落調査活動を2チームに分かれて行いました。 ナス農家さんでの作業補助では、台風明けという事もあり、見 た目が少し悪いだけで出荷できないナスの量に驚きを隠せない 様子でした。 集落調査では、大学生が調査を手伝ったことで現地報告会には 20名を超える地域の方が足を運んでくださり、集落調査の取り 組みやこの調査結果に基づいた今後の取り組みにまで議論が及 ぶ熱を帯びたプロジェクトとなりました。 9月はプロジェクト数が大変多かったので、まだまだ実施した プロジェクトがあります。 この続きはまた次号にしたいと思います!ご期待ください! ○――――――――――――――――――――――――――○        oO 10月の活動予定 Oo ○――――――――――――――――――――――――――○ ■アイラブ高知プロジェクト ・「Kochiese」2号作成 ・「とさいろ」発行に向けて調査、取材 ■ふるさとインターンシップ ・実施プロジェクトの総括業務 ・次期に向けたツールの改善業務 ・ふるさとインターンシップ2011年夏の報告会準備 ・来年度に向けた各市町村への訪問、打ち合わせ ○――――――――――――――――――――――――――○         oO 編集後記 Oo                ○――――――――――――――――――――――――――○  ふるさとインターンシップ夏のプロジェクトがようやく完了 しました。  アイラブ高知プロジェクトは高校生が作る高校生のためのニ ュースペーパー「Kochiese(コーチーズ)」の第二号にむけて、 てんやわんやしています。  10月と言えば神無月。何故か出雲では神在月というらしいで すね。  俗説では出雲大社に全国の神が集まって一年話し合いをする ので出雲以外には神がいなくなると言われているところから来 ているらしいです。  昔の人は上手いこと考えるもんだなーと妙に感心してしまい ます。                        文責:山城 ★来月号は、11月1日(火)に配信予定です。