「ひまわり」の想いを伝える

「ひまわり」に込められた想い

会社は大正11年の創業ですが、もともと牛飼いから始まったので高知県の酪農業と一緒に育ってきました。戦後、メーカーが企業統合して「高知牛乳」となり、30年代には大手の安い牛乳などが入ってきて、どう対抗するのか大きな転機を迎えました。創業者は「おいしくて濃い」というキャッチフレーズを掲げて、固形分が高くちょっと甘みがする牛乳を作り、逆に値段を上げたのです。その商品名が「ひまわり牛乳」で、これが大ヒット、そこから社名が生まれました。

牛乳は新しいほどおいしい

さらに「おいしい牛乳」を求めて、日本で初めて「搾乳日」を入れた商品「高知育ち　搾乳した日がわかる、低温殺菌牛乳」を作りました。よそだとどんなに頑張っても店頭に並ぶまで４、５日はかかります。そこを製造～流通まで整備して、この商品は搾乳した２日後には大阪や東京の店頭に並ぶようにできました。牛乳は新しければ新しいほど、絶対にうまいです。

すべては社員にかかっている

私たちが大事にしていることは、「熱い想いをほとばしらせること」「想いを伝えることができる人」です。商品を売る時に必要なのは、「この商品はすごい」という思い入れです。お客様やスーパーなどの方にふつうの営業トークではなく、商品のどこが素晴らしいのか、どんな考えで売っていのるか、を理解してもらうことがカギだからです。