独自の技術力と開発力、「機型」で勝負する

機型のことなら何でもできる八百屋さん

弊社で取り入れている、３次元から型を造らずに鋳造する方法（DQC　デジタルクイックキャスト）は、日本で数社しかできません。プジョーのクレイモデルのモックアップの仕上げや、ニッサン自動車のボンネット、レクサスLFAの車のハンドルとマフラーカバー、ウィングが金物屋としての仕事です。他にエンジン関係もしていて、メーカーの大事な部分を支えています。

できる企業には仕事が追いかけてくる

厚さ７ミリの製品の見積もり依頼に、20年は使える５ミリの現物を見積書と一緒に送ったことがあります。50秒かかる仕事をいかに簡素化して10秒でできるようにするか、すると単価も下がる、そこがノウハウなのです。こうした我々の持っているノウハウを提案することで、県外のお客様からの依頼につながっています。外国からみたら東京も高知も大阪も同じ。できる企業になれば仕事は追いかけてくる、という信念とプライドを持ってやっています。

人財は財産

「人財」は、揃うものではなく育てるものです。弊社では1年くらいはマンツーマンで、〝やって見せ〞自分が会得する方法で教えます。特に技術伝承が必要な機械木型部門では、近年は新入社員、中途採用含め100％の定着率です。創立５１年目、これからも、お客様からさらなる信頼を得るため、多様な経験を活かし、新たな価値を創造していきます。