技術力と安全性で(社会を支える)縁の下の力持ちに
高い技術力と特殊な機械の力
私の父が1969年、土木建築基礎工事業を個人で始め、3年後に会社を設立して以来、建造物と、道路や橋などの土木工事の基礎工事をしています。当社の強みは、職人の高い技術力です。創業期からたたき上げた腕のいい職人がいるため、他の業者より短い工期で、安価にできます。また最近、四国初のオーガー付油圧圧入引抜機チルトパイラーNEO400αを導入しました。この分野は新規参入が難しいこともあり、専門業者として頼られる存在です。
人間性をバックに専門の資格を持つ
現在社員のほぼ全員が専門の資格を持っています。年季の入った職人さんたちと若い世代に二極化しているので、空白の世代をつくらないよう今は毎年採用し、若い社員にも国家資格を取らせるようにしています。採用のポイントは「人間性」。技術力や資格は入社してからでいいので、挨拶ができるとか、現場のムードメーカーになってくれるとか、そのような方がいいと思っています。
モノができる瞬間に携わる喜び
自分が基礎工事に携わった場所を通るたびに、子どもたちに「ここ、お父さんがやったんだ」と言いますし、私も小さい時に父からそう言われてきました。モノができる瞬間に携わっていられることの喜びもあります。これまで建築物は「10年保障」と言われていましたが、「地震が来たら壊れるという建物では困る」という意識やニーズが高くなってきています。安全を確保する、基礎に目を向ける、といういい流れが出てきていると感じています。